※各モデルにより、台座の取り付け方法が微妙に異なる場合がございます。参考程度にご覧ください。
主にネック側とシート側に取り付けた場合の説明です。
タンクの下にゴムバンドを横通しする場合にも、プラバックルの取り付け方法の参考になると思います。横通しの場合は、台座に開いた穴をご使用ください。

※コロナを初めて取り付ける方は少し戸惑うかもしれませんが、一度取付位置が決まれば基本的に台座はオートバイに付けっぱなしのため、取り付け後は特に面倒なことは無いと思います。60年以上、この取り付け方式で特に問題はありませんでしたので、大概の車種に取り付ける事が出来るはずです。



↑こちらは、従来型(復刻版)の台座です。当時物の後期モデルと同じ仕様で作りました。


↑そしてこちらが、改良版の台座です。何処が違うかと言いますと・・・


↑こちらの従来型は、シート側に取り付けるゴムバンドの脱着が少々面倒でして、取り外す度にゴムバンドをバックルから外す必要がありました(ネック側はワンタッチで脱着可能)。


↑しかし改良版では、全ての取り付け箇所にワンタッチで脱着が可能なバックルを採用しました。左右にオスとメスのプラバックルが取り付けられてます。


↑ゴムバンドを装着したときの画像です。左側のゴムバンドは、漢字の「日」みたいな形のプラバックル(付属品)と合わせて取り付けてください。


↑予めゴムバンドに「日」型のバックルを通しておいて、そのあとゴムの先端をメス側のバックルに下から上へ通します。


↑ゴムバンドを折り返したら、再度「日」型バックルに通せば完成♪

尚、「日」型バックルは、裏表どちらで取り付けるかでゴムの重なり部分の膨らみが異なります。お好みでどうぞ。

ゴムバンドの裏表は、本来はリブ(縦の筋)が入ってるほうが裏(タンクに当たる側)ですが、タンクとの相性によってリブを外側にしたほうが滑らないという方もいらっしゃいますので、こちらもお好みでどうぞ。



↑そして右側のバックルは、ゴムバンドをバックルの差し込み口に近いほうから(下から)通して、


↑ゴムバンドを折り返してバックルの上から下へ通すだけでOKです。

こちらのバックルも、裏表でゴムが重なった部分の膨らみなど異なりますので、しっくりくるほうで取り付けてください。
なるべくタンクとバックルが干渉しない位置で取り付け出来ればOKです。

尚、こちらで紹介した取り付け方法は一例です。
70〜80年代のプレスライダーさん達は、工夫しながら独自の取り付け方法で使用してました。
ファスナーの位置の都合で一秒でも早くバッグの中身を出し入れするため、バッグの向きを前後逆向きに装着していたのは有名な話です。

↓の取り付け方法は、台座に縫い付けてあるバックルを使わず、ゴムバンドをタンクの下に横から通して、台座の4つの穴を使って取り付けた場合の例です。


↑プラバックルの位置は、台座の上になります。
初期の頃はタンクの下でゴムバンドを繋ぐ(金属製ジョイント使用)方法で取り付けてましたが、時代の流れと共にタンクとエンジンのクリアランスが少ないオートバイが増えたのと利便性から、今は台座の上にバックルがきます。
ガソリンを給油する際は、プラバックルをパチンと外して少しだけゴムバンドを緩めればバッグを手前に移動出来ます。

他にも、


↑バッグの中身のぐらつきを押さえるように、センターをゴムバンドで留めてる走り屋仕様も流行りました。

あとは、


↑給油の度にバックルを外すのが面倒な人は、こんな感じで台座に穴を開けるのも定番カスタムです。CB750fourのようなタンクキャップが飛び出てる形状の場合も穴開けは有効です。
穴はクラフト用のカッターで簡単に切れます。綺麗に仕上げたい凝り性の方は、サークルカッターを使って切ってました。

因みに、↓コージさんがYouTubeで台座加工の様子をアップしてますので、ぜひご覧ください。
コージさんは切り口を丁寧に処理してますが、見えない部分ですのでここまでやらなくても大丈夫です。


コロナツーリングバッグは60年以上の長い歴史があるため、先輩方がそれぞれ工夫して、色んな取り付け方法を考案してくれました。
もし万が一、購入したバッグが上手く愛車に付かなかったとしても、大概の場合は工夫次第でどうにかなります。

また時間が空いたときに、こちらのページに情報を追加致します。参考になれば幸いです。
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